時間がかかることを想定する
インターネットを活用したツールであれば、すぐ導入することができますので、あまり気にしなくていいでしょう。
しかし、オフィス移転のために行う電話工事は時間がかかることがほとんど。
すぐにというわけにはいきませんので、その辺りを考慮して予定を立てることが大切になります。
現状を把握し、電話会社に連絡する、電話回線の移設工事日の選定、業者へ依頼などを計画的に行うといいです。
何日まで完了させたいと決まっているのであれば、そこから逆算すると予定が立てやすくなります。
業者都合で遅れることもあり得ますので、時間に余裕を持つということも忘れないようにしましょう。
見積もりは複数業者から
オフィス移転のために行う電話工事となると、ある程度の出費が出ることが予想できますよね。
想定以上に高くなることもあり得ますので、見積もりを取ることは重要です。
ただ、1社から見積もりを取るだけではいけません。
ぼったくり価格で見積もりしてくるというケースも少なからず考えられますからね。
そうなると、無駄なコストがかかってしまいます。
複数の業者から見積もりを取ると、ある程度の相場を把握することができますので、適正な価格の業者を選べるでしょう。
高すぎるのはぼったくりですが、安過ぎる場合でも手抜き工事されるケースがありますから…。
アナログ回線卒業のきっかけに
今までアナログ回線を利用してきた会社がオフィス移転することもあるでしょう。
移転先でもアナログ回線を利用しようと考えてしまうものですが、デジタルツールに移行する検討をすることも大切です。
現在、時代が急速に変化しており、インターネットを活用しないと仕事ができなくなることも考えられます。
電話関連だと、アナログ回線からクラウドPBXに乗り換えるなどの決断をしてもいいのではないでしょうか。
アナログ回線は電話工事が必要になりますが、インターネットで初期設定ができるクラウドPBXは不要です。
手間とコスト削減に繋がりますので、会社側にとってもメリットになるでしょう。

この記事の監修者
五十嵐 亮(イガラシ リョウ)
IPTPC認定技術者資格、電気通信主任技術者
経歴
NTT西日本の法人回線営業にてトップの成績を残し転職。現在はIT企業にて
起業開業支援コンサルティングを行っている。