受電体制が整いやすい
従来のPBXを使用している場合、通話音声の質に対しては問題ありませんが、莫大な件数の電話がかかってきたときに対応できないことが多いです。
コールセンターなどがいい例ではないでしょうか。
回線数を多くすると、それだけコストがかかるというデメリットもありますし…。
クラウドCTIを導入すると、そのような問題がすべて解決します。
パソコンにソフトウェアをインストールし、ヘッドセットを接続するだけで受電体制が構築されます。
莫大な件数の電話がかかってきたときでも問題ありませんので、顧客対応がスムーズになりますね。
テレワークが進んでいる時代に適したシステムでもあります。
管理業務を効率化しやすい
従来のPBXを使用している場合、すべての稼働状況を把握するというのはなかなか難しいです。
管理するのに人の力が必要になりますので、どちらかと言えば非効率になってしまいますね。
この部分が影響して、人手不足と嘆いている会社もあります。
しかし、クラウドCTIを導入すると、そのような問題がすべて解決するでしょう。
インターネットに接続していますので、管理画面ですべての稼働状況を把握することができます。
もちろん、人の力を借りなくてもいい状況になりますので、逆に人が余るという状況も。
管理業務を効率化したいときは、クラウドCTIを導入するといいでしょう。
初期費用の負担が少ない
従来のPBXを導入したときの初期費用って高くなりましたよね。
主装置や大量の電話機の設置、回線などの工事費用など。
資金に余裕がない会社ほど、厳しいでしょう。
しかし、クラウドCTIを導入する場合、初期費用の負担は少ないです。
インターネットを利用したサービスになりますので、設備の設置や回線の工事は一切不要。
その分の費用が丸ごと削減できますので、資金に余裕がないという状況でも導入しやすいです。
テレワークとの相性も良く、今後の働き方で必要になってくるシステムですので、今のうちに準備しておくといいでしょう。

この記事の監修者
五十嵐 亮(イガラシ リョウ)
IPTPC認定技術者資格、電気通信主任技術者
経歴
NTT西日本の法人回線営業にてトップの成績を残し転職。現在はIT企業にて
起業開業支援コンサルティングを行っている。