クラウドPBXを利用すれば簡単にスマートフォンを内線化することができます。
スマートフォンを内線化することによって得られるメリットは大きいですが、その反面デメリットも存在します。
ここではクラウドPBXでスマホを内線化するメリット・デメリットについてまとめてみましょう。
クラウドPBXによるスマホ内線化のメリットとは?
クラウドPBXでスマホを内線化すると、外出先でも03番号にかかってきた電話を受信できます。
スマホが内線として機能するため、どこにいても03番号にかかってきた電話に対応できるのは大きなメリットです。
03番号にかかってきた電話を一度切ってから、営業社員の携帯に連絡するという無駄なアクションがなくなるので、業務効率は大幅にアップするでしょう。
特に外勤が多い社員にとっては大きなメリットとなります。
また、クラウドPBXによるスマホ内線化を導入すればコスト削減につながります。
03番号から携帯電話、携帯電話間同士、社内通話がすべて内線化されるため、通話料が無料になります。
固定電話から携帯電話に転送している企業や外出先で携帯電話を利用した社内通話が多いという場合には、通話料のコストカットにつながるでしょう。
クラウドPBXによるスマホ内線化のデメリットとは?
クラウドPBXによるスマホ内線化に得られるメリットはたくさんありますが、反対にデメリットとなることもあります。
例えば、内線化されたスマホの発信で03番号が表示されない場合があるんです。
サービスによっては内線化されたスマホから発信していても、相手側に03番号が表示されないということがあります。
携帯番号で発信となる場合があるので、03番号通知が必須となる場合には、導入する前にきちんと確認しておくことをおすすめします。
また、規模によって適したサービスが異なる点もデメリットになる場合があります。
スマホを内線化する方法は1つではなく、クラウドPBXサービスや通信キャリアが提供するサービスなど規模に応じて適したサービスが異なります。

この記事の監修者
五十嵐 亮(イガラシ リョウ)
IPTPC認定技術者資格、電気通信主任技術者
経歴
NTT西日本の法人回線営業にてトップの成績を残し転職。現在はIT企業にて
起業開業支援コンサルティングを行っている。