企業の電話番号は、基本的に市外局番から始まるものを使っているでしょう。
東京だと03から始まる電話番号とか。顧客側からすると、その方が信頼しやすくなりますからね。
クラウドPBXを導入する際、市外局番から始まる電話番号を使う企業が多いです。
しかし、レンタルオフィスを利用している場合、050や0120から始まる電話番号を使っているのではないでしょうか。
その状況でもクラウドPBXを導入できるのか解説していきます。
光回線ありの場合
インターネットを活用するのが当たり前になっている時代、光回線と契約している企業が多いでしょう。
光回線ありの場合、市外局番から始まる電話番号に対応している他、フリーダイヤルもOK。
そのため、0120から始まる電話番号も使うことができます。
地域問わずに電話番号変更をすることができるのがメリット。
電話番号乗り換えだけでなく、新規取得にも対応していますので、一般的な導入方法ではないでしょうか。
光回線なしの場合
スマホが普及したことで、パソコンがなくてもインターネットを活用しやすい環境が整いつつあります。
その影響で、光回線と契約していない企業が増えてきているのが現状。
レンタルオフィスを利用している企業などが該当しているのではないでしょうか。
その場合でもクラウドPBXを導入することができます。
スマホだけで利用することになりますので、050や0120から始まる電話番号での契約することに。
便利な世の中になりましたね。
利用開始までの目安は?
光回線ありの場合、契約完了してから最短翌営業日に利用できるのが一般的です。
市外局番から始まる電話番号を使うときは、好都合でしょう。
しかし、光回線なしの場合、契約完了してから1週間ぐらいかかります。
時期は状況によっては、それ以上かかるケースも。
すぐに使いたい場合、不都合になってしまいますよね。
050や0120から始まる電話番号を使うときは、その辺りも考慮して契約するようにしましょう。

この記事の監修者
五十嵐 亮(イガラシ リョウ)
IPTPC認定技術者資格、電気通信主任技術者
経歴
NTT西日本の法人回線営業にてトップの成績を残し転職。現在はIT企業にて
起業開業支援コンサルティングを行っている。