初期費用の負担が少ない
まとまったキャッシュがある大企業などは、初期費用の負担が大きくなったとしても、それ以上の売上を出せる力がありますので、簡単にペイできるでしょう。
しかし、個人事業主となると、状況が異なります。
大企業と比較すると、資金力という点で天と地の差があるほど劣る状況です。
初期費用の負担が大きくなると、その後の存続にも影響してくるでしょう。
しかし、クラウドPBXを導入する場合、初期費用の負担が少ないです。
主装置の設置や工事費用が不要になり、月額料金のみとなります。
従来のビジネスフォンを導入するときの95%コストカットすることもできるのではないでしょうか。
場所を選ばない働き方がしやすい
個人事業主は自由度が高いと言われていますが、取引先と連絡を取る場合など、業務用の電話番号を使用するときは、指定の場所にいなければいけません。
この部分は、すごく不便に感じている人も多いのではないでしょうか。
クラウドPBXを導入すると、その問題はすべて解消されます。
スマホで業務用の電話番号を使用できるようになりますので、指定の場所にいる必要はありません。
つまり、場所を選ばない働き方がしやすくなるということ。
今後は、テレワークが浸透してくることが予想され、この問題は解決しておく必要があります。
そのためにも、クラウドPBXを導入するのがいいのではないでしょうか。
大掛かりな工事にならない
会社で設備を導入する場合、大掛かりな工事になることが多いですよね。
会社内であればいいのですが、個人事業主となると話が変わってきます。
特に、自宅がオフィスになっている場合、大掛かりな工事はしたくありませんよね。
クラウドPBXを導入するときは、そのような問題は一切なし。
インターネットに接続した状態で初期設定を行いますので、工事そのものが不要です。
日常生活に支障が出ることもある大掛かりな工事を回避できるのは、個人事業主にとって大きなメリットになるのではないでしょうか。

この記事の監修者
五十嵐 亮(イガラシ リョウ)
IPTPC認定技術者資格、電気通信主任技術者
経歴
NTT西日本の法人回線営業にてトップの成績を残し転職。現在はIT企業にて
起業開業支援コンサルティングを行っている。