場所に関係なく社員同士の通話が無料
従来のPBXを導入している場合、社内での内線に関しては無料通話をすることができます。
しかし、外出先では内線を利用できませんので、通話をするときは有料になるのがデメリットです。
今までは仕方ないと片付けられていましたが、現在では改善できる部分になっています。
内線をクラウド化すると、世界中どこからでも内線番号がつながりますので、海外でも無料通話ができる状態に。
もちろん、外出先からの内線通話も無料になり、コスト削減に繋がるでしょう。
環境の変化に取り残されないようにすると、無駄な部分を省けるということですね。
スマホで固定電話番号が利用可能
外出先で取引先に連絡するときは、スマホを利用することがほとんどでしょう。
お互い知り合っている状態であればいいのですが、初めて連絡するときは、自分の携帯電話番号を通知することに不安を感じるもの。
会社の固定電話番号の方が信用されますからね。
内線をクラウド化すると、そのような問題が解決です。
スマホで会社の固定電話番号から発着信ができるようになりますので、取引先に連絡するときに自分の携帯電話番号を通知するということがなくなります。
取引先とのコミニケーションがスムーズになりますので、仕事がしやすくなるのではないでしょうか。
販売の機会損失防止
製品やサービスの販売を行っている会社だと、見込み客からの問い合わせはすごく貴重ですよね。
従来の通話環境だと、保留中にしなければいけないことも出てきます。
電話をかけている側からすると、待ち時間が長くなるのは嫌なもの。
電話を切ってしまい、販売の機会を損失してしまうことにもなります。
内線をクラウド化すると、保留中の転送や取次ができるようになりますので、そのような問題が解決です。
見込み客から問い合わせがあったときは、瞬時に対応することができるでしょう。
販売の機会損失をを防止するという効果が期待できるのではないでしょうか。

この記事の監修者
五十嵐 亮(イガラシ リョウ)
IPTPC認定技術者資格、電気通信主任技術者
経歴
NTT西日本の法人回線営業にてトップの成績を残し転職。現在はIT企業にて
起業開業支援コンサルティングを行っている。