外線と内線の鳴り分けで仕事を効率化させる
PBXクラウドを用いた内線クラウド(PBX)には、会社の内線と、お客様からの外線電話の鳴り分けを設定できる機能があります。
この機能が非常に役立つのは、ビジネスフォンのある会社のデスクではなく、スマートフォンを持って客先や打ち合わせなどをしているケースです。
例えば、大事なお客様との打ち合わせ中では、なるべく重要な電話だけに出るのが理想となります。
そんなときに内線と外線の着信音が同じ場合、緊急性の低い内線電話をとってしまうこともあるのです。
こうした問題を防ぐために、内線クラウド(PBX)の機能である外線と内線の鳴り分けを設定するのが理想となります。
さまざまな切り分けに使える内線クラウド(PBX)
内線PBXの機能は、お客様の外線と同僚からの内線だけでなく、プライベートと仕事などでも切り分けができるようになっています。
こうした機能を備える理由は、スマートフォンの場合、どこでも電話をとることができてしまうからです。
例えば、仕事が終わって自宅でリラックスしている20時頃にお客様や会社からの電話に出てしまうと、公私の区別が全くつかなくなってしまいます。
しかしながら内線クラウド(PBX)のサービスは、利用する従業員のワーク・ライフ・バランスを充実させる機能もたくさん用意しています。
例えば、会社側で自動音声案内を設定しておけば、本当にその従業員に用事のある電話だけをつなげるようになります。
また、時間外応答や保留転送といった機能も用意されていますので、これらを上手に組み合わせることで、電話応対の多い従業員の負担を減らせることでしょう。
そして内線クラウド(PBX)によるさまざまな仕組みは、お客様対応に追われる従業員の負担を軽減し、その会社で働くことへの満足度を高める上でも非常に役立つと思います。

この記事の監修者
五十嵐 亮(イガラシ リョウ)
IPTPC認定技術者資格、電気通信主任技術者
経歴
NTT西日本の法人回線営業にてトップの成績を残し転職。現在はIT企業にて
起業開業支援コンサルティングを行っている。